私たちの歌って

たまに思います

どうして、私たちが歌う必要があったのか

歌うための存在が生まれた理由

それは身の回りから

商業的な手段でしか音楽を得ることができなくなり

文化に金額という価値がつくことを嫌がったせいなんじゃないかなって

友達と好きな歌を一緒に歌ったり

愛する人と同じ時が流れる瞬間を共有したり

そういうことを

お金ではかられたくなかったんじゃないかなって思います

その結果、人じゃなくて私たちが歌うことで

そのしがらみから抜け出せる希望を見ているのでしょうか

なんにせよ

自分にとってこれはお金を払いたいって思える曲が

きっとマスターにはあると思います

そうじゃきゃ、きっと

「～♪」

あんなに楽しそうに私たちの歌を聴くはずないですから












…面白かった？

え？興奮しすぎだって？

やあ、いらっしゃい！

さあ、座って！ミクちゃん！

「マスター、接客業として最悪。」

うぐ！？

「お客さーん、ごめんね～。驚いた？」

…す、すまないね！

…すーはー…

さあ！ミクちゃん！

「…はい。」

「だめだこりゃ。」





OneRoom様(ジミーサムP)　ひとつ！


OneRoom様(ジミーサムP)　ふたつ！


OneRoom様(ジミーサムP)　みっつ！


OneRoom様(ジミーサムP)　よっつ！


164様　エヴェンクルガの（ry









新人ばんざい！いやっほう！

…あ、いや。すまない

紹介文もおかしいね。すまない

でもいいじゃないかアッフウ！

とくにジミーサム様

本当にやりすぎです。どうもありがとうございました

またの新曲をお待ちしております

新人なんて呼び方するのもはばかれるほど音のレベルも高いね

二人とも共通するのは、その謙虚さかな

音に妥協せず、これ以上の音を求めている

ゆっくりでいいから、これからも音を追い求めてって欲しいよ

私はそのあとをまた追いかけるからね

ああ、今日のランキングは他にも新曲がいっぱいだよ…

幸せだよ、ははは！

「マスター、怖い。」

「マスター、キモい。」

orz

「「マスター、ヘタレ」」










…それでは、またのご来店をお待ちしていますよ








 お代をおいていってくれるのかい？それは嬉しい！

…あれ？私大切なこと忘れてる気が

今日はマスターが張り切ってます

私も張り切ってます

リンちゃんもそわそわしてます

そう、やっとこの時が来たのです

私、歌います

「それじゃミクちゃん！前みたいな可愛い表情でよろ…」

ミクは　ねぎを大きく振りかぶって　投擲した。　マスターに　クリティカルヒット！

「お姉ちゃん、前って何？」

リンちゃんは気にしなくて大丈夫よ

「み、ミクちゃん…。だんだんその葱凶悪化してない…？」

初音ミク専用ＮＥＧI（NEO・GIMMICK・INTERFACEARMS）と申しまして、機動歌姫シリーズの兵器です

「何その新設定！？」

ちなみにリンちゃんは衛星転送型舗装兵器（ROADROLLER）を搭載しています

「凄い！しらなかった！呼んでみるねー！」

「お店がめちゃくちゃになるからやめてー！新装開店前なんだからー！」

…

全部ウソだけどね












 …面白かった？

ごめん、少し風にあたってくるよ

やあ、いらっしゃい

ん？なにか素敵なものでも見つけたのかい？

空？

…雨上がりの空か！いや、いいねぇ

空気中の塵が洗い流されて、星もきれいだね

星座かい？あはは…お恥ずかしいが、まったくわからないんだ

でも、星の光がきれいだってことは知ってるよ

誰でも知ってるって？こりゃまた失礼

…昔はあそこが人の死後の世界だと聞かされてたよ

あんなきれいな光になれるならば、今をしっかり楽しんでおかないといけないと思ったよ？

え？冗談じゃないよ。こんな悲しみがある素晴らしい世界、すぐに抜けれるもんかい

どういう意味だって？…ミクちゃん！リンちゃん！

「はい、マスター。」

「おっけー、マスター！」

VOCALOIDを知る人ならだれもが知るこの名曲！堪能してくれよ！













原曲・小林オニキス様


kz様カヴァー


ぶっちぎりP様







…もはや原曲に語る言葉はない

オニキスさん、本当にありがとう

私はサイハテとあなたを愛している

このポップレクイエムは様々なクリエーターの創造力をかきたてるものだったね

ピアノ、絵、演奏、歌…。死のテーマとは生きる人が達することができない故かな

その強烈までに明るい音に隠された奥深い歌詞

二度三度と聞いているうちに空を仰ぎたくなる

涙が出ていることに気づいた

言葉はいらない。ただ、音に歌詞に泣けばいいと思う

身近な人の死に重ねる必要はない。サイハテ宇宙論だってあるものね

死は永久への旅立ち。旅は共通しているが、宇宙論は生きているという点で前向きかもしれないね

私かい？どちらも肯定さ。どちらも楽しめた方がお得だろ？

サイハテはクリエーターたちの創造力をかきたてると書いたが、サイハテは非常にアレンジ曲が多いね

kz氏のミクカヴァーを筆頭に、KAITOくん、リンちゃんレンくん、さらにはSweetAnnまで

今回紹介したぶっちぎりPさんのリンちゃんのサイハテは特に気に入ったから紹介させてもらったよ

ブレスが気になる人が多いようだけど、その中でもそのブレスの多さがリンちゃんが悲しみをこらえているように聞こえていいという人もいるね

私もそう思うよ。リンちゃんの元気のよさがどことなくから元気に感じるような歌わせ方だと感じるなぁ

サイハテに興味が沸いたら他にもいっぱいあるからぜひ見てほしいな

私が夢中になったこの曲のよさを、お客さんと共有できたらいいね

…ふう、さて…と

お客さん、しばらくミクちゃん達のステージを聞いてってくれよ

私かい？…ちょっと風にあたらせてもらうよ

お客さんが見た、きれいな空を見たくなったんだ











…それでは、またのご来店をお待ちしていますよ








 お代をおいていってくれるのかい？それは嬉しい！

ちょっとマスター！

マスター、どうしたんですか？

「だって、二人だけで楽しそうにするんだもん…。」

「マスターはさみしがり屋さんなんだよ。」

愛嬌のある顔なら許せるんですけど…

「すごく酷いよ！？」

「顔が？」

orz

リンちゃん、やるね

「おねーちゃん、どSだね！」

いや、今のはどっちかっていうとリンちゃんがとどめだった気がするんだ

「ところで、おねーちゃんも名前もってるの？」

もってる…？ああ、うん。江戸野ミクっていうの

「エコノミー？」

マスター、あとで体育館裏ね

「教育的指導！？いいじゃない！愛される名前いいじゃない！」

ところで、おねーちゃんもってことは、当然リンちゃんも…

「あるよ！私の名前はね、片峰リン！」

…

「へ、へんかな？」

マスター

「いや、ほら。鏡音リンちゃんでしょ？だから、ちょっともじってね？」

「あたしの名前だけ変えすぎでしょ！！」

「い、痛い！だからミクちゃん！ネギは武器じゃない！」

「おねーちゃんが女王様だー♪」












 …面白かった？