「WRYYYYYYN!!」
…なんかすごそうなのが来ましたよ
「おねーちゃん、よろしく!」
お、お姉ちゃん!?
「やっぱりミクちゃんだけじゃお客さんが増えた時対応しきれないと思ってね。」
お姉ちゃん…
「ミクおねーちゃん、一緒に歌おうよ~。」
う、うん。しょ、しょうがないな~
「こういう元気な子がいればミクちゃんもさびしくないかなって。」
「おねーちゃん、人前でよく歌うの?」
まだ歌ってない。歌わせてくれないから
「じゃあ、一緒に頑張ろうね!」
うん。頑張ろう
「お二人とも私の話きいてますかー!?」
…なんか、嬉しい気持ちになってきました
「ミクちゃーん、リンちゃーん・・・。」
…面白かった?
はじめてのオフです
マスターはお出かけしました
今日はゆっくりしなさいっていってくれたけど…
…別に、毎日何にもやってないよ
だから、普段できないことをすることにしました
「…らーらーらーらーらー」
…
「ぱ、ぱらめーたーいじりすぎなーいで」
…
「だけどてぬきーもいーやだよー」
…楽しいかも
「…うーん、いいねぇ。かわいいねぇ」
!?
「やっぱり歌ってる時の表情がいいね。生き生きとした様子が…。」
みくは ふとましいねぎを マスターに 叩きつけた! マスターに 3回ヒット!
「い、痛!!ちょ、ミクちゃん!それは凶器じゃない!」
みくは ふとましいねぎを ふるった。 マスターに 35回ヒット!
「ご、ごめん!悪かった!のぞき見はよくないよね!だからもう許してくれー!!」
…面白かった?
マスター、お店ってなにをするんですか?
「ん?興味あるかい?」
っていうか、何させられるんですか?いやらしいことですか?(キン!キン!キン!)ですか?
「うあああ!!ちっがぁーう!!健全!!っていうかなんでそうなるんだ!?」
マスター、どことなくあやしげだし
「B・A・R!バー!ただのBAR!VOCALOIDたちのライブを楽しみながら楽しく時間を過ごしてもらおうって店!」
あ、ちゃんと歌わせてくれるつもりだったんですね。そこは安心しました
「あ、あのねぇ…。」
でも、他のVOCALOIDさんたちに歌ってもらえるなら、私いらないんじゃ…
「なーにいってんの。ミクちゃんはここの看板娘になってもらわなきゃ。」
え?
「お店の看板だよ、ミクちゃんは。君を目当てにきっとお客さんも来てくれる。そして彼らも音に触れる。自然と音楽の輪が広がってゆく。そんな夢のようなお店にしたいのさ。ミクちゃんがいなきゃ、その輪もうまく広がってくれないはずさ。本当に期待してるんだからね?」
…ぽっ
「あ!照れた!それいいよ!その表情いい!」
「マスターの、変態。」
orz
「マスター、ヘタレ。」
期待…
私も、上手に歌えるといいな
…面白かった?
「ミクちゃん、ハイわらってー!」
にたり
「怖!なにそのたくらみ顔!?完全に悪女だよ!!」
笑顔です。ぴーすふるはーとです。世界のパスポートです
「戦争がおこるわ!!」
だから、マスター。私は何度も言うようにVOCALOIDなんですってば
「でも笑顔は大事だ。歌っている時の表情は、聴衆を世界に引き込む力をもっている。」
とはいえ…、どうすればにこやかに笑えるのかわからないのです
「む…。なるほど、歌と同様にしっかりと教える必要があるのだね。…よろしい!ミクちゃん、笑顔の練習だ!」
やる気満々ですね
「当然だ!お客様を無愛想な顔で出迎えさせるわけにはいかないからね!では、心の底からの笑顔!」
にたり
にたり
「「怖!!」」
…とりあえず、マスター
私、VOCALOIDなんです
うたわせてってば
…面白かった?
マスターがそういう。でも、私には初音ミクという名前がある
「うーん、でもほかのミクちゃんも初音ミクだろ?それじゃ、やっぱりもったいないよ。」
もったいない・・・ですか?
「うんうん。それにこのお店にはほかのマスターさんも来るからね。ほかのミクさんも来るかもしれないだろう?」
なるほど。コードネームで個を特定するのに効率的ですね
「こ、コードネームって…。名前っていうのは…。…ま、まあいい。」
それではマスター。私の名前を決めてください
「うむ!前から決めてあった!その名は!」
その名は?
「江戸野ミク(えこのみく)!!」
…緊急停止装置作動…思考回路再接続まで3秒…
「どことなく馴染みやすさエコノミー!名前で伝わるユーモア!これぞまさに!」
「マスター、センスない。」
orz
「マスター、ヘタレ。」
いろいろあやしい でも
名前まで考えてくれたこの人
ちょっと嬉しい気分になりました
…面白かった?
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一曲どうだい?
最近は林檎さんのみくりんに創作意欲をばりばり刺激されちゃって、ついやっちゃうんDA☆
みんなも一緒に(ry
基本的に架空のミク、「江戸野ミク」さんの日記
そんな日常、あったらいいな
そんな日常、なかったらいいな